口腔ケア ➟ 発語障害
発語低下の予防について
発語障害には、いろいろな原因が考えられますが、歯列・下顎・口唇・舌・軟口蓋(構音器官)の異常による発語低下を「構音障害」といいます。
口腔機能の大きな役割は、「食べる」「話す」ということですが、加齢による衰えで、話すことが困難になり、会話を諦めるケースがあります。
1.歯列・下顎・口唇・舌・軟口蓋(構音器官)に異常をきたすと
声をだしたり、発語するための動きや調整がうまくいかなくなる。
2.声が出にくい・声が震える・声の大きさが不本意に変わる
ロレツが回らないなどの症状が現れる。
3.コミュニケーションをとることを諦めてしまう。
※こうならないために、早目の口腔ケアを!!
- 発語を取り戻せば、認知症の発症を抑えます。
- 発語を取り戻すと同時に摂食機能も向上し、誤嚥を防ぐことが出来ます。
※重症だから発語出来ないと、あきらめないでください。
「口腔ケアとリハビリ」+「全身機能管理」+「栄養管理」+「バランス生活」が重要です。
ご家族と私達、医療関係者がパートナーとなり、患者様の発語、摂食機能をとりもどしましょう。